【語法】Either is or Either are? – 主語⇔動詞の一致②

【語法】Either is or Either are? – 主語⇔動詞の一致②

 

４．不定代名詞と動詞の一致

 

不定代名詞とは、特定の人やものを指さない代名詞のこと。

不定代名詞は全称不定代名詞と分割的用法不定代名詞に分かれる。

前者はEverybody/everything/everyone; nobody/nothing/nooneなどを言う。

後者はSomebody/something/someone; anybody/anything/anyoneなどを言う。

 

これらの代名詞を使う際、合わせる動詞の形に注意をしましょう。

基本的なルールは以下です：

EverybodyやNothing、Somebody、Anyoneなどは、

主語の働きをする場合「単数」になるので

「単数の動詞」と一緒に来る。

 

例えば、

 

“Does anybody know where is his place?” （誰か、彼の家どこかわかる？）

Do anybodyではないのでね。

 

“Everybody is ready for the trip”　（皆旅行の準備できているよ）

Everybody areではない。

 

“Something goes wrong with the plan”　（計画が何かおかしい）

Something goではない。

 

覚えておこう：

 

以下の代名詞は「複数形」に感じ取られるが、単数であるので単数の動詞と一緒に使おう。

Everybody/Everything/Everyone

Nobody/Nothing/Noone

Somebody/Something/Someone

Anybody/Anything/Anyone

 

 

 

５．限定詞（不定代名詞）と動詞の一致

 

限定詞の機能を持ついくつかの副詞や形容詞は不定代名詞として使われて、その場合、

上記と同じく「単数」として扱われ、「単数の動詞」と一緒にくる。

 

忘れてはならないことが、上記の一緒で、これらの不定代名詞が「主語」のなったときの

話しであること。通常の形容詞・副詞として使われた場合はこれらの一致のルールは

適用されない。

 

Every

Each

Neither

Either

Any

 

これらの不定代名詞には単数動詞がつきます。

 

例えば、

 

“Every bean has its black”　（人はみな欠点がある）（諺）

Every bean hasであり、every bean haveではない。

 

“Each of us was allowed to go anywhere, anytime” （各自はいつ、どこでも行くことが許されていた）

Each of us wasであり、each of us wereではない。

 

“Neither amount is enough”　（とっちの金額でも不十分だ）

Neither amount isであり、neither amount areではない。

 

“Either day is OK”　（どっちの日でもいいよ）

Either day isであり、either day areではない。

Eitherに関しては、特に複数形の動詞を使われがちになるので、注意を。

 

“Any book is better than none”　（どんな本でもないよりはましだ）

Any book isであり、any book areではない。

 

 

 

 

 

６．SOME・ALLと動詞の一致

 

Someは「ある人たち、あるもの、など」の意味をもつ。ALLは「すべての人（たち）・もの」の

意味をもつ。これらの不定代名詞は「可算名詞」か「不可算名詞」のどちらのことを

指しているかによって動詞の複数形と一緒にきたり、単数形と一緒にきたりする。

 

“Some of the books are good, others not”

“Some of the milk is split over the table”

 

Bookは可算名詞である。Someが「可算名詞」を指す時は「複数形の動詞」と一緒に来る。

Milkは不可算名詞である。Someが「不可算名詞」を指す時は「単数形の動詞」と一緒に来る。

 

Allについても一緒。

 

 

７．複数の主語と動詞の一致

 

主語に二つ以上の場合、どうなるのでしょうか。

複雑な課題を簡単にまとめれば、こうなるでしょう：

 

二つ以上の主語が「and」で繋がって複合主語を作っている場合

「複数形動詞」と一緒になる。

二つ以上の主語が「and以外」で繋がって複合主語を作っている場合

「複数形動詞」と一緒になる。

 

例えば、

 

“Kenji andNana are brothers”

“Kenji, as well as Nana, isbecoming a doctor”

 

「As well as」などのフレーズで繋がっている場合、それぞれの主語は繋がっているが、

個性を失っていない。単数であるのだ。だから「単数形の動詞」と一緒にくる。

 

逆に、「and」でつながっている場合はそれらの名詞が個性を失って一つのまとまりになる。

この場合「複数形動詞」を伴う。

 

もう一つのルールとして：

「or」や「nor」が二つ以上の主語の間にくる場合は、
動詞に一番近い方の数に合わせる。

 

“Neither me nor my parents are going to work today”

“Either my parents or me is not going to work today”

 

動詞に対して「me」よりも「my parents」が近い一番目の例では複数形動詞の「are」を。

動詞に対して「my parents」よりも「me」が近い二番目の例では単数形動詞の「is」を。

 

 

主語と動詞の一致、いかがでしたでしょうか。

複雑に見える文法項目ですが、これらの簡単なルールを覚えておけば、大丈夫です。

あとは、慣れることです。なんでもそうですが、何かを身につける場合は、

PRACTICE（練習）, PRACTICE, PRACTICEです！

 

文法が分かれば、英語も話せるようになるし、書けるようにも、読めるようになる！

だから、最初は難しそうでも、この塾に投稿している記事やその他のリソースを

勉強して、少しづつ文法を身につけていこう！

 

ちょっとずつ重ねていく努力はある日、必ず報われる！

それを信じて毎日の英語、頑張ろう！

 

See you next time!