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1)今日のテーマは
過 去 形 (単純過去)
2)単純過去とは
時制の一つである。
単純過去は「今」を含まない、現在と切り離されたことを言うときの時制である。単純過去は過去における短い出来事・長く続いた状況や習慣などの話しをする際に使う。
過去のどの時点で起こったか、その動作・状況がどれだけの時間行われていたか、示すか示さないかで、同じ単純過去であっても表現されている内容が変わってきます。
次に挙げている使用例で、その使い方を確認してみよう:
・過去のある時点で始まって、過去のある時点で終わったこと(あるいは過去の習慣)の話をしたいとき
“She worked in the Company for seven years.”
彼女は会社で7年間仕事した。
(過去のある時点からある時点まで、7年間仕事していた。
過去形なので、今は仕事していないことが分かる。)
“I studied mathematics after coming home.”
私は家に戻ってから数学を勉強した。
(過去形なので、今は勉強していないことが分かる。家に戻ってからいくらかの時間数学を勉強していたことも分かる。どれだけ勉強したかは明らかではないが、過去に始まって、過去に終わっている動作である。)
“How long was your stay at the Hasharon in Herzliya?”
HerzliyaにあるHasharon(ホテル)にはどのくらい滞在したのですか?
(Be動詞の過去形wasを使っているので、過去のことを話していることが分かる。過去のある時点で始まって、過去のある時点で終わっていることの話をしているので、過去形を使っている。)
“I lived in Brazil for 20 years”
私は20年間ブラジルに住んでいました。
(過去形livedを使っているので、過去のことを話していることが分かる。過去のある時点で始まって、過去のある時点で終わっていることの話をしているので、過去形を使っている。そうすることで、今は住んでいないことが伝わってくる)
・過去にしたこと・あったことを伝えたいとき
“I changed my car last month”
私は先月車を変えたよ。
(今も車を持っているかもしれない。だか、単純過去を使うことで、今新しい車を持っていることではなく、先月車を変えたことに重みを置いていることが伝わる。逆に、先月車を変えたことで今新しい車に乗っていることを伝えたいときは、現在完了形を使う。)
“She wrote a letter to me”
彼女は私に手紙を書いてくれた。
(彼女が手紙を書いてくれたことと、今その手紙を手に持っていることが分かりますね。Wroteを使うことで過去のことであることが分かる。それが例えちょっと前のことでも、今と切り離して表現したいときは、過去形をつかう。She has writtenと言うこともできる。この場合、今その手紙がここにあると言う事実に重みが置かれるので、彼女が手紙を書いてくれたと言う気持ちは伝わらない)
“They parked the car in a parking lot outside the station”
彼らは車を駅の外にある駐車場に止めた。
(parkedと言った過去形を使うことで伝わってくるのが、、彼らはその駐車場に車を止めたことである。そこに重みが置かれている。Have parked the carと、現在完了形を使うと、車を駐車場に止めて今も車は駐車場にあることが強調されるし、Had parked the carと、過去完了形を使うと、仕事を始める前、買い物をする前と言った動作のさらに前のことであることを指していると分かる。仮にそれらの行為が表示されていなくても、何かの前に車を駐車したことを表現していると考えられる。)
3.過去形のかたち
3.1 肯定のかたち 【主語+動詞の過去形】
I/ you/ he/ she/ it/ we/ they moved to the new house last year.
3.2 否定のかたち 【主語+did+not+動詞の原型】
I/ you/ he/ she/ it/ we/ they did not move to the new house, yet.
3.3 疑問のかたち 【Did+主語+動詞の原型】
Did I/ you/ he/ she/ it/ we/ they move to the new house already?
※ このかたちは本動詞の規則変化をする動詞に於けるかたちである。基本動詞のほとんどや準動詞はこのルールに従わない。
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Jim Moriya
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言葉は魅力と不思議で満ちている。そんな「言葉」を好きにならずして、理解することは不可能だ。まずはことばと付き合ってみよう!一緒に時間を過ごし、一緒に戯れてみよう。愛の世界でも、言葉の世界でも同じだ:近道など存在しない。じっくりと、焦らず、日ごろから付き合っていく。言葉を知り、言葉を好きになり、そして恋心を抱いて行く。これこそが言葉をマスターする一番の近道だ。
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